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基礎知識

お墓じまいの時期はいつがベスト?季節・法要との合わせ方を徹底解説

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「お墓じまいはいつ頃するのがよいのだろう?」「お盆や彼岸にやっても大丈夫なの?」

こうした疑問を持つ方は多くいます。結論から言えば、宗教的・法律的に「してはいけない時期」は存在しません。しかし、実務的な観点からは「やりやすい時期」と「避けた方がよい時期」があります。この記事では、お墓じまいのタイミングの考え方を専門家が詳しく解説します。

「禁忌の時期」は存在しない

まず大前提として、墓地埋葬法をはじめとする法律に「お墓じまいを禁止する時期」の規定はありません。仏教・神道いずれの観点からも、特定の月や日がお墓じまいに禁忌とされる教義はありません。

「友引はダメ」「仏滅はダメ」という迷信を耳にすることがありますが、これは日本の民間信仰(六曜)であり、仏教の公式な教えではありません。安心して、ご家族の都合に合わせた時期を選んでください。

縁起が良いとされる時期

明確な「禁忌」はないものの、「先祖供養と区切りをつける」という観点から、以下の時期が縁起が良いとされています。

春彼岸(3月・春分の日前後の1週間)

春彼岸はご先祖様を思い、お墓参りをする伝統的な時期です。この時期に**閉眼供養(魂抜き)**を行い、区切りをつけてお墓じまいへ進む方が多くいます。

春彼岸後の4〜5月に石材撤去工事を行うスケジュールを組む方も多く、「先に供養をきちんとしてから手続きへ」という流れが自然です。

秋彼岸(9月・秋分の日前後の1週間)

春と同様、秋彼岸も先祖供養の節目です。夏の暑さが落ち着き、屋外での墓石撤去工事も行いやすい季節です。

お盆(8月13〜16日)前後

お盆はご先祖様を迎える時期ですが、「この機会にご先祖に感謝し、お墓じまいの決意をする」という方も多いです。閉眼供養をお盆前に行い、お盆後に手続きを進めるスケジュールも珍しくありません。

一周忌・三回忌などの年忌法要と合わせる

故人の年忌法要に合わせてお墓じまいを行う方法は、親族が集まりやすいという実際的なメリットもあります。

  • 法要の席でお墓じまいの意向を親族に伝えられる
  • 閉眼供養と年忌法要を合わせて行うことでコストを抑えられる
  • 「節目」として全員が納得しやすい

お墓じまいには親族の合意が重要

お墓じまいは祭祀主宰者(お墓の管理権限を持つ方)が決定できますが、親族から反発を受けると後々トラブルになることがあります。法要で親族が集まる機会を活用して、早めに相談・合意形成をしておくことをおすすめします。

実務的に「避けた方が良い時期」

宗教的な禁忌はありませんが、実務的な理由から以下の時期は避けた方が無難です。

石材店の繁忙期(3〜4月・9〜10月)

春彼岸(3月)と秋彼岸(9月)前後は、石材店にとって最も忙しい時期です。

  • 予約が取りにくい
  • 繁忙期料金が適用される業者もある
  • 工事の品質管理が難しくなる場合がある

お墓じまいの費用を抑えたい場合は、石材店の閑散期である5〜7月または11〜2月が狙い目です。

年末年始(12月末〜1月初旬)

役所の窓口が休みとなるため、改葬許可証の取得ができません。石材店も年末年始は業務を休止するところが多く、この期間の実施は現実的ではありません。

梅雨時期(6〜7月)

屋外作業が多い墓石撤去は、長雨の梅雨時期は工事が中断・延期になりやすいです。スケジュールに余裕がない場合は避けた方が安心です。

お墓じまいにかかる期間の目安

「すぐに終わる」と思っていた方が、思いのほか時間がかかるケースが多いです。余裕を持ったスケジュールを立てましょう。

| ステップ | 所要期間の目安 | |---------|-------------| | 菩提寺への相談・離檀交渉 | 1〜3ヶ月(ケースによる) | | 新しい納骨先の選定 | 1〜2ヶ月 | | 改葬許可申請書類の準備・申請 | 2〜4週間 | | 閉眼供養(魂抜き) | 1日 | | 墓石撤去工事 | 半日〜1日 | | 新しい納骨先への納骨 | 1日 |

最短でも1ヶ月、標準的には2〜3ヶ月、菩提寺との交渉が難航する場合は6ヶ月以上かかることもあります。

「○月までに終わらせたい」なら逆算して動く

「今年の一周忌(○月)に合わせてお墓じまいを完了させたい」という場合、最低3ヶ月前から動き始めることをおすすめします。特に菩提寺との関係が複雑なケースは早めの行動が肝心です。

季節別のメリット・デメリットまとめ

| 季節 | メリット | デメリット | |------|---------|----------| | 春(3〜5月) | 彼岸の節目、清明祭など | 3〜4月は石材店繁忙期、費用高め | | 夏(6〜8月) | 閑散期で予約取りやすい | 梅雨(6〜7月)は工事が遅延しやすい | | 秋(9〜11月) | 彼岸の節目、屋外作業に快適 | 9〜10月は石材店繁忙期 | | 冬(12〜2月) | 1〜2月は閑散期で費用を抑えやすい | 年末年始は役所・石材店が休業 |

まとめ

  • お墓じまいに「宗教的・法律的な禁忌」はない
  • 春彼岸・秋彼岸・お盆・年忌法要に合わせると、先祖への区切りとして自然
  • 石材店の繁忙期(3〜4月・9〜10月)は費用が高くなりやすい
  • 年末年始は役所が休みで申請手続きができない
  • 標準的な所要期間は2〜3ヶ月。余裕を持って動き始めることが大切

お墓じまいのスケジュール計画でご不明な点がある場合は、無料相談からお気軽にお問い合わせください。

この記事の執筆・監修

株式会社清蓮 代表取締役 眞如理恵

2008年の設立以来、お墓じまい・改葬の専門会社として全国のご家族をサポート。法令遵守と誠実な対応を理念に、書類手続きの案内から墓石撤去、海洋散骨までワンストップで支援しています。

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