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神奈川県のお墓じまい・改葬完全ガイド|手続き・費用・窓口まとめ

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神奈川県は東京に隣接する首都圏の中核県であり、横浜市・川崎市・相模原市という3つの政令指定都市を抱えています。お墓じまい(改葬)の手続きは全国共通の墓地埋葬法に基づきますが、申請窓口・書式・担当課は市区町村によって異なります。神奈川県ならではの注意点を含め、改葬の全工程を解説します。

神奈川県での改葬手続きの基本フロー

改葬の基本的な流れは全国共通です。

1. 新しい納骨先を決める(受入証明書をもらう)
   ↓
2. 現在のお墓の管理者から「埋葬証明書」をもらう
   ↓
3. 現在のお墓がある市区町村役場に「改葬許可申請書」を提出
   ↓
4. 「改葬許可証」を受け取る
   ↓
5. 現在のお墓から遺骨を取り出し、新しい納骨先へ納める

神奈川県主要市区の申請窓口

横浜市(政令指定都市・18区)

横浜市は18の行政区に分かれており、改葬許可申請はお墓がある区の役所に提出します。担当窓口は区ごとに異なり、「区政推進課」「保健福祉センター福祉保健課」「環境課」などに分かれています。

横浜市の申請前に必ず確認を

横浜市は区ごとに担当窓口・書式が異なる場合があります。横浜市公式ホームページ(https://www.city.yokohama.lg.jp)または各区役所に電話で事前確認することを強くおすすめします。

| 区名 | 担当窓口(例) | |------|-------------| | 鶴見区・神奈川区 | 保健福祉センター福祉保健課 | | 中区・西区 | 区政推進課 環境係 | | 港北区・緑区 | 環境課 | | 青葉区・都筑区 | 区政推進課 |

川崎市(政令指定都市・7区)

川崎市は7つの行政区を持ちます。改葬許可申請はお墓がある区の区役所(保健福祉センター等)に提出します。

相模原市(政令指定都市・3区)

相模原市は緑区・中央区・南区の3区で構成されます。各区役所の担当窓口に申請します。

その他の主要市

| 市名 | 担当窓口の例 | |------|------------| | 藤沢市 | 市民窓口センター・環境部 | | 平塚市 | 環境部 | | 横須賀市 | 環境部 廃棄物対策課 | | 小田原市 | 環境部 廃棄物対策課 | | 鎌倉市 | 環境部 環境政策課 | | 厚木市 | 環境農政部 |

必ず事前に窓口へ確認を

窓口名称・受付時間・郵送対応の可否は変更になる場合があります。申請前に必ず各市区町村の公式ホームページまたは電話で確認してください。

必要書類(神奈川県共通)

基本的な必要書類は以下の通りです。

  1. 改葬許可申請書(各市区のホームページまたは窓口で入手)
  2. 埋葬証明書(現在のお墓の管理者・お寺が発行)
  3. 受入証明書(移転先の霊園・納骨堂等が発行)
  4. 申請者の身分証明書(運転免許証・マイナンバーカード等)
  5. 印鑑(認印可)

場合によっては戸籍謄本・委任状・墓地使用許可証のコピーが必要になることもあります。

神奈川県特有の注意点

① 湘南・三浦半島エリアは寺院墓地が多い

鎌倉・逗子・三浦半島には歴史ある寺院が多く、長年の檀家関係があるケースが多い地域です。こうした菩提寺からお墓を移す場合、離檀交渉が最大の課題になることがあります。

「離檀料(お寺を離れる際に渡すお布施)」は法律上支払い義務はありませんが、慣習として1〜10万円程度を求めるお寺が多く、中には高額を要求するケースもあります。

離檀トラブルの対処法

離檀料に法的な支払い義務はありません。高額を請求された場合は、その場で支払わず専門家(行政書士)にご相談ください。正当な理由なく改葬を拒否することも法律上できません。

② 横浜・川崎の公営墓地からの改葬は比較的スムーズ

横浜市営墓地(三ッ沢墓地・メモリアルグリーンなど)や川崎市営墓地からの改葬は、公営施設のため対応がスムーズなケースが多いです。管理事務所に連絡し、手続き書類を入手します。

③ 丹沢・箱根山麓エリアは重機アクセスが困難な場合も

神奈川県内でも丹沢・箱根山麓・三浦半島の坂上にある寺院墓地では、重機が入れないために人力での墓石撤去が必要になることがあります。こうした場合は標準より撤去費用が高くなるため、事前に現地調査を依頼しましょう。

神奈川県内のお墓じまい費用相場

| 費用項目 | 相場 | |---------|------| | 墓石撤去工事費 | 10万〜30万円 | | 閉眼供養(魂抜き)のお布施 | 3万〜5万円 | | 離檀料(任意) | 0〜10万円 | | 改葬許可申請書類取得 | 数百円 | | 行政書士への代行費用 | 5万〜12万円 | | 遺骨の洗骨・粉骨 | 1万〜3万円/柱 | | 新しい納骨先(永代供養) | 10万〜50万円 |

総合計の目安:30万〜100万円

県内でも横浜・川崎など都市部の石材店と、湘南・三浦半島など郊外のエリアでは費用が異なります。複数の業者に見積もりを取ることをおすすめします。

行政書士への依頼を検討すべきケース

以下のようなケースでは、行政書士への依頼を強くおすすめします。

  • 菩提寺との関係が複雑で離檀交渉が必要な場合
  • 複数の遺骨をまとめて移す場合
  • 申請者が遠方に住んでいて平日に役所へ行けない場合
  • 親族間で意見が分かれている場合
  • お寺から埋葬証明書の発行を渋られている場合

神奈川県内での行政書士費用の相場は、書類代行のみで5〜10万円、離檀交渉・親族調整を含む複雑な案件で10〜20万円程度です。

まとめ

  • 申請窓口は「現在のお墓がある市区町村の役所」
  • 横浜市・川崎市・相模原市は政令指定都市のため区ごとに窓口が異なる
  • 湘南・三浦半島は寺院墓地が多く離檀交渉が重要になるケースが多い
  • 山間部・坂上の墓地は重機が入れず撤去費が割高になる場合がある
  • 離檀料に法的支払い義務はない
  • 複雑なケースは行政書士への相談が得策

神奈川県内での改葬・墓じまいに詳しい行政書士をお探しの方は、地域別の行政書士マッチングからご相談いただけます。初回無料相談から対応可能な専門家をご紹介しています。

この記事の執筆・監修

株式会社清蓮 代表取締役 眞如理恵

2008年の設立以来、お墓じまい・改葬の専門会社として全国のご家族をサポート。法令遵守と誠実な対応を理念に、書類手続きの案内から墓石撤去、海洋散骨までワンストップで支援しています。

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